■と○の芋けんぴ
芋けんぴ、いつも発的に食べたくなる。
近所のスーパには芋シーズンの関係なくにつねに置いてあり、思い立って即購入できる。この素晴らしい立地条件にすんでいることを感謝しつつ、いつも芋けんぴを購入している。他のスーパでは秋冬シーズン以外は存在感が薄いので見つけにくいのだ。
そんな芋けんぴ御用達スーパーのラインナップに変化が起きていた。
スティック型とポテチ型の2種類がおいてある。
いつもはスティック型しかないのに。
入店後、芋けんぴの袋をつかんですぐにレジに向かうのだが、これは即断が難しい。
いつも通り安定志向でスティック型にいくか、変化を楽しむポテチ型か。
2種類買うという選択もあるが、芋けんぴは高カロリー食品。あればあるだけ食べる人間の家に、2袋置いておくのは危険。
芋けんぴ=いも+砂糖+油=うまい なので。
迷う。だが決めなくてはならない。
自分が何を芋けんぴに求めているか熟考する。食感か甘さか、はたまた食べ応えか。
気分は甘いも。
ならば舌に当たる面積の広いポテチ型が適しているのか。表面積が広いと言うことは、それだけ砂糖の割合が高いのではないか。それに、今を逃したらポテチ型と当分で会えないかもしれない。しかし、ポリポリ食感のスティック型も食べたい。
芋けんぴコーナーの前で悶々と悩み、ポテチ型に決定。少々スティック型に後ろ髪引かれつつ帰宅。次回までに2袋買っても、長持ちさせる忍耐力をつけよう。そして次は迷わず2種類買おう。
しかし、芋関係のないこの時期のラインナップの強化。
このスーパーには、芋けんぴ好きの同士がいると勝手に思っている。
だからいつか、この芋けんぴ好きのバイヤーがスティック型とポテチ型のミックス袋を入荷してくれることを、夢に描いている。