ぶんぶん雑記

日々の出来事を書いてます。

スリリングタイマー

タイマーを踏んでしまった。

運良く本体部分は割れなかったが、数字を表示する画面が内部にへこみ、外れてカタカタ音が鳴る。

 

パスタを茹でるとき、お茶を真面目に入れてみようとチャレンジするとき、ほかにも細々した用事で使っていたタイマーだった。地面にそのまま置いていた自分が徹頭徹尾わるいのだが、にしても辛い。

ちょうど半熟タマゴにチャレンジだ、と思い立ってその足で冷蔵庫に向かう途中の出来事、あぁ使おうと思っていたのに、どうするよ。

いや買いに行けばいいのだが、タイマーだけ買いに行くのもなんだか面倒くさい。どうせなら他のものを買うときについでに行きたい。何度も出かけたくないし。

 

とりあえずダメ元でボタンを押すと、音が鳴る。反応がある、もしかして使えるのではないか。

 

数字を表示する部分が真っ暗なので、とりあえず秒のボタンを1、2……と数えながら5回押す、そしてスタート。

画面が暗い、動いているかわからない。が、おそらく5秒後だろう、ベルが鳴った。よしよし使えそう。

 

では当初の予定通り、半熟タマゴにチャレンジしよう。ネットのレシピを参考に、ドタバタと調理開始。数を数えつつタイマー設定、そしてスタート。今回は6分加熱で。

 

しばし待つ。

……あと、どのくらいだろうか。なんか時間が結構たった気がするが。

部屋の時計を見るものの、何時何分から加熱開始したか見てないのでよくわからない。そしてタイマーの表示画面は黒い。不安だ。

どうしよう、もしかしてスタートボタン押してないのか。それとも押す回数まちがえたのだろうか。いやまあ、半熟タマゴが食べたいけど、固ゆででも我慢するか、などと火を消そうして結局消せなかったその後、ようやくタイマーのベルが鳴った。今6分たったらしい。急いで氷水に入れる。ほんとに出来たのか。

 

結果は、ちゃんと半熟だった。自分の体内時計は当てにならない。

 

なんだかスリリングなタイマーになってしまった。

でも、まだ使えそうな気がする。一度そう思うと多分当分このままだ、買い換えなさそう。