コタツへの思い
いい加減コタツを片付けようと考えている。ここ最近暖かくなり、もういい加減コタツから卒業する季節である。
たとえ朝晩が寒くても、朝起きてすぐにコタツの電源を入れるとしても、家に帰って手洗いうがいの次の動きが、コタツに足を突っ込むことで、それが習慣化していても、もういい加減に家の外は春なのだ。
しかしなぜだ、なぜ家の外の方が暖かくて、室内はついついコタツに潜り込みたくなるくらい肌寒いのか。確かに日当たりは悪い立地だが。
おかげで最近は、いつも上着の選択をミスしてしまう。高確率で上着が荷物になる。
家の中だけ季節が遅れている、ココはまだ冬なのだろうか。
コタツがあることで冬らしい装いの部屋にはなっているが、気温まで冬を招いたつもりはない。寒いのは困る。
今、コタツを片付けても後悔しそうな室温である。もう一度設置しそうだ。
だが、しかし。
できればクリーニングの安売り期間にコタツ布団を洗いたいんです。春よ、家の中まで早く来てください。