ぶんぶん雑記

日々の出来事を書いてます。

土鍋と米

炊飯器が突然壊れてしまい、急遽手持ちの土鍋でお米を炊くこととなった。

炊飯器、昨日まで問題なくご飯が炊けていたのに、たった一晩で壊れるなんて・・・。さすがに洗剤みたいに予備なんておいてない。だが、米が食べたい。

夜も遅いし、一度家に帰ってリラックスモードになってしまった。コンビニに行く気にもならない。だが、ご飯がないとつらい。

そんなときに目に入ったのは、おでん用の土鍋。これで出来るだろうか。

 

どうにかおなかを膨らませたい一心で、土鍋でお米の炊き方をネットで検索。あるあるたくさんレシピがある。結構土鍋で炊く派もいるんだな。それに簡単と書いてある。読んでみると、そんなに難しくないらしい。

 

お米の炊き方は大雑把に分けると4ステップ

 ①別容器でお米を洗いしっかり水を切る

 ②土鍋に移して水に浸して20分(2合の場合は400lmの水)

 ③土鍋を10分程度強火にかけて沸騰させる、その後3分弱火

 ④火を止め、さらに20分蒸らす

約60分で美味しいご飯のできあがり。

 

出来そうな気がしてきた。自分が食べるだけだし大雑把に試してみればいいでしょう。

蒸らすときに蓋をとってはいけない、と書いてある以外には注意事項なさそうだし。

少しやり方を省略して、土鍋の中でお米を洗って水を捨て、追加で400ml水を入れてやってみよう。洗い物も減ることだし、しっかり水を切れば大丈夫。

 

そしたら横着は我が身に返ってきた。土鍋だと洗った後の水が切りにくい。うっかり角度をつけすぎるとお米が水と一緒に流れてしまう。そして水が切れない悪循環。

どうにかお米が流れないように慎重に水を切り、400ml水を追加。しようと思ったが多分水がしっかり切れていない、気持ち少なめで380mlにしておこう。

 

火にかけ炊飯開始、強火でガンガンに加熱する。強すぎたのか目標10分で沸騰のところ8分で沸騰してしまった、やりすぎたか。そして次の瞬間、盛大に吹きこぼれ開始、火力を調整する間もなく吹きこぼれ、ガスの火が消えてしまった。

これは失敗かもしれない、一抹の不安を抱きつつとりあえず再度点火、弱火の3分をやっておく。

20分の蒸らし時間の最中、非常に不安。これは大丈夫なのか。

そうして20分後。

おかゆだったらそのまま、カチカチだったら水を追加しておかゆにして食べよう、と覚悟を決めつつ蓋をかけると、表面はとりあえず見慣れたご飯になっていた。一安心。

そして表面上にいわゆる「かにの穴」が出来ている。これが出来たら美味しいご飯の証拠らしいけど、どうだろう。

しゃもじで混ぜつつ状態を確認、大丈夫ご飯だ。粥でも糊でも固くもない。

そして、なんだか美味しい気がする。そこに強火過ぎた証拠か、お焦げが出来ているのも、かなり好み。

 

少し自信がついてくる。炊飯器を買うのもいいけど、土鍋でご飯生活も素敵だな。

そんな思いでネット通販をしていたら、炊飯&煮込み料理用の土鍋があるらしい。

 

 

炊飯器よりお手軽価格、お試しで買ってみようかな。

土鍋より吹きこぼれにくいという点も好印象、なにせ吹きこぼれた後の片付けは大変でしたので。